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09月12日-01号

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  1. 福山市議会 2008-09-12
    09月12日-01号


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    平成20年第4回( 9月)定例会          平成20年第4回福山市議会定例会会議録(第1号)          ────────────────────────2008年(平成20年)9月12日(金) ────────────────── 議 事 日 程 (第1号)2008年(平成20年)9月12日           午前10時開議第 1        会議録署名議員の指名第 2        会期の決定第 3 報第 22号 損害賠償の額を定める専決処分の報告について第 4 報第 23号 市道路線の廃止の専決処分の報告について第 5 報第 24号 平成19年度健全化判断比率の報告について第 6 報第 25号 平成19年度資金不足比率の報告について第 7 議第 94号 平成19年度福山市病院事業会計決算認定について第 8 議第 95号 平成19年度福山市水道事業会計決算認定について第 9 議第 96号 平成19年度福山市工業用水道事業会計決算認定について第10 議第 97号 平成20年度福山市一般会計補正予算第11 議第 98号 平成20年度福山市下水道事業特別会計補正予算第12 議第 99号 平成20年度福山市介護保険特別会計補正予算第13 議第100号 公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について第14 議第101号 福山市議会議員の政務調査費の交付に関する条例等の一部改正について第15 議第102号 福山市公民館条例の一部改正について第16 議第103号 福山市たばこ自動販売機の設置及び管理に関する条例の一部改正について第17 議第104号 福山市食品衛生法に基づく営業の管理運営の基準に関する条例の一部改正について第18 議第105号 福山市勤労障害者体育センター条例の一部改正について第19 議第106号 福山市地区計画の区域内における建築物等の制限に関する条例の一部改正について第20 議第107号 損害賠償の額を定めることについて第21 議第108号 町の区域の変更について第22 議第109号 福山市土地開発公社定款の変更について第23 議第110号 公有水面埋立てに関する意見について第24 議第111号 市道路線の認定について第25 議第112号 市道路線の廃止について第26 発第  7号 広島県教育委員会教育事務所の再編に関する決議案について ────────────────── 本日の会議に付した事件諸般の報告以下議事日程のとおり ────────────────── 出 席 議 員      1番  井 上 博 之      2番  門 田 雅 彦      3番  落 合 真 弓      4番  和 田 芳 明      5番  藤 原   平      6番  大 塚 忠 司      7番  榊 原 則 男      8番  原 田 俊 朔      9番  式 部 昌 子     10番  岡 崎 正 淳     11番  土 屋 知 紀     12番  大 田 祐 介     13番  今 岡 芳 徳     14番  西 本   章     15番  高 橋 輝 幸     16番  中 安 加代子     17番  高 田 健 司     18番  五阿彌 寛 之     19番  千 葉 荘太郎     20番  塚 本 裕 三     21番  熊 谷 寿 人     22番  池 上 文 夫     23番  高 木 武 志     24番  宮 地 徹 三     25番  瀬 良 和 彦     26番  浜 本 洋 児     27番  神 原 孝 已     28番  桑 田 真 弓     29番  法 木 昭 一     30番  稲 葉 誠一郎     31番  早 川 佳 行     32番  佐 藤 和 也     33番  須 藤   猛     34番  黒 瀬 隆 志     35番  池ノ内 幸 徳     36番  小 川 勝 己     37番  小 林 茂 裕     38番  川 崎 卓 志     39番  桑 原 正 和     40番  村 井 明 美     41番  徳 山 威 雄     42番  上 野 健 二     43番  小 川 眞 和     44番  蔵 本   久     45番  背 尾 博 人     46番  三 谷   積 ────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長      羽 田   皓  副市長     岡 崎   忞  副市長     開 原 算 彦  収入役     飛 田 文 悟  市長公室長   小 川 智 弘  企画総務局長  赤 澤   收  企画部長    橋 本 哲 之  企画部次長   山 口 善 弘  企画部参与   武 藤   聖  総務部長    廣 田   要  総務課長    杉 野 昌 平  財政局長    村 上 博 幸  財政部長    徳 重   誠  財政課長    小 林 巧 平  税務部長    平   靖 行  税務部次長   吉 岡 一 成  競馬事務局長  佐 藤 彰 三  経済環境局長  羽 原 敏 雄  経済部長    小 川 雅 朗  企業誘致推進担当部長          三 好 正 泰  環境部長    松 浦 良 彦  保健福祉局長  勝 岡 慎 治  福祉総務部長  大 村 康 己  福祉部長兼福祉事務所長          山 岡 孝 幸  保健所長兼保健部長          田 中 知 徳  保健所次長兼保健部次長          佐 藤 眞 一  児童部長    門 田   均  市民局長    内 田   亮  市民部長    田 中 三 夫  人権推進部長  広 本 彰 信  松永支所長   古 志 利 雄  北部支所長   岡 野 敬 一  東部支所長   山 田 敏 明  神辺支所長兼川南まちづくり担当部長          北 村 仲 夫  市民病院事務部長若 井 久 夫  市民病院事務部次長          真 田 鉱治郎  建設局長    堀   径 扇  建設局参事   小 川 文 章  建設管理部長  金 尾 芳 和  土木部長    野 田 幸 男  土木部次長   横 山 光 昭  農林土木部長  石 井 副 夫  都市部長    三 宅 崇 裕  建築部長    森 近 恒 夫  下水道部長   松 浦 昭 夫  教育長     高 橋 和 男  管理部長    近 藤 洋 児  学校教育部長  飛 田 洋 悟  社会教育部長  高 垣 宗 滋  水道企業管理者水道局長          安 達 好 博  業務部長    久 保 卓 三  工務部長    丸 山 高 司  代表監査委員  秋 田 和 司  消防担当局長  杉 原   均  消防担当部長  小 畠 泰 造  消防担当部長  小笠原 伸 二 ────────────────── 事務局出席職員  事務局長    高 橋 洋 典  庶務課長    佐 藤 卓 也  議事調査課長  村 上 博 章  議事担当次長  高 橋 弘 人  調査担当次長  檀 上 知 子  書記      岡 野 三千子  書記      藤 井 千代治  書記      石 田   浩  書記      門 田 恭 司  書記      田 中 智 子  書記      小 川 素 良 ──────────────────          午前10時7分開会 ○議長(蔵本久) ただいまから平成20年第4回福山市議会定例会を開会いたします。 ────────────────── ○議長(蔵本久) これより本日の会議を開きます。 ────────────────── ○議長(蔵本久) ただいまの出席議員46人であります。 ────────────────── ○議長(蔵本久) この際,市長から発言の申し出がありますので,これを許可いたします。 (羽田 皓市長登壇) ◎市長(羽田皓) 9月定例市議会の開会の場をおかりいたしまして,一言ごあいさつを申し上げます。 私は,去る8月10日の市長選挙におきまして,市民の皆様方の負託を受け,引き続き4年間市政を担っていくことになりました。多くの方々から温かい御支持をいただきましたことに心から感謝いたしますとともに,また一方で,本市のさらなる発展に向けて市民の皆様方から寄せられた大きな期待と信頼を思うとき,改めて市長としての責任とその重さを痛感し,身の引き締まる思いがいたしております。 私は,この選挙戦を通じ市民の皆様方に,福山市はこれからも持続的な発展を遂げていかなければならない,これからの4年間は将来に向けてその礎を築く非常に重要な時期であると強く訴えてまいりました。少子化や高齢化,人口減少社会への移行の中で,地方分権の進展による国,県,市のあり方や最近の経済情勢など,私たちを取り巻く状況は非常に不透明な状況にありますが,変化に柔軟に対応できる持続可能な行政基盤を築いていかなければなりません。真のまちづくりは,市民の参加を得て初めて充実したものとなり,市民の目線に立った市政の推進が自立したまちづくりへ結びつくものと考えております。 今後とも,活力と魅力にあふれ,全国に誇ることができるふるさと福山を目指し,市民の皆様とともに歩んでまいる決意であります。議員各位を初め市民の皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げまして,ごあいさつとさせていただきます。 どうぞよろしくお願いをいたします。 ────────────────── △諸般の報告 ○議長(蔵本久) 次に,諸般の報告をいたします。 監査委員から,2008年平成20年5月分,6月分及び7月分の例月出納検査結果の報告がありましたので,写しをお手元に配付いたしております。 以上の報告について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蔵本久) これをもちまして,諸般の報告を終了いたします。 ────────────────── △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(蔵本久) これより日程に入ります。 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は,会議規則第76条の規定により議長において,11番土屋知紀議員及び35番池ノ内幸徳議員を指名いたします。 ────────────────── △日程第2 会期の決定 ○議長(蔵本久) 次に,日程第2 会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は本日から9月30日までの19日間といたしたいと思います。御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蔵本久) 御異議なしと認めます。したがって,会期は19日間と決定いたしました。 ────────────────── △日程第3 報第22号 損害賠償の額を定める専決処分の報告について ○議長(蔵本久) 次に,日程第3 報第22号損害賠償の額を定める専決処分の報告について説明を求めます。 ◎総務課長(杉野昌平) 報第22号損害賠償の額を定める専決処分の報告についてを御説明申し上げます。 この専決処分は,昨年5月から本年7月にかけて発生いたしました道路の管理瑕疵によります交通事故3件及び放課後児童クラブ事業において発生をいたしました事故1件につきまして,その相手方に対する損害賠償の額を定めることについて,地方自治法第180条第1項の規定により市長において専決処分をいたしましたので,同条第2項の規定により議会に御報告するものでございます。 賠償金額,賠償の相手方,専決年月日,事故の概況等につきましては,議案の別表に掲げているとおりでございます。 どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(蔵本久) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蔵本久) これをもちまして,報第22号を終了いたします。 ────────────────── △日程第4 報第23号 市道路線の廃止の専決処分の報告について
    ○議長(蔵本久) 次に,日程第4 報第23号市道路線の廃止の専決処分の報告について説明を求めます。 ◎総務課長(杉野昌平) 報第23号市道路線の廃止の専決処分の報告についてを御説明申し上げます。 この専決処分は,市道戸手77号線の公用廃止予定に伴う道路法第10条第1項の規定による路線の廃止について,地方自治法第180条第1項の規定により市長において専決処分をいたしましたので,同条第2項の規定により議会に御報告するものでございます。 専決年月日,専決番号等につきましては,議案に掲げているとおりでございます。 どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(蔵本久) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蔵本久) これをもちまして,報第23号を終了いたします。 ────────────────── △日程第5 報第24号 平成19年度健全化判断比率の報告について ○議長(蔵本久) 次に,日程第5 報第24号平成19年度健全化判断比率の報告について説明を求めます。 ◎財政課長(小林巧平) 報第24号平成19年度健全化判断比率の報告について御説明申し上げます。 本件は,地方公共団体の財政の健全化に関する法律が本年4月に一部施行されたことにより,同法第3条第1項の規定に基づき,健全化判断比率を算定し,議会に御報告するものでございます。 議案に掲げております実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては,それぞれ赤字額がないために数値が算出されないものでございます。また,実質公債費比率は9.2%,将来負担比率は81.7%でございます。なお,括弧内の数値は早期健全化計画策定の判断基準となる早期健全化基準をあらわすもので,いずれの比率も基準を下回ったものでございます。 どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(蔵本久) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蔵本久) これをもちまして,報第24号を終了いたします。 ────────────────── △日程第6 報第25号 平成19年度資金不足比率の報告について ○議長(蔵本久) 次に,日程第6 報第25号平成19年度資金不足比率の報告について説明を求めます。 ◎財政課長(小林巧平) 報第25号平成19年度資金不足比率の報告について御説明申し上げます。 本件は,地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づき,地方公営企業法及び地方財政法に係る公営企業会計ごと資金不足比率を算定し,議会に御報告するものでございます。 本市の該当する会計は,議案に掲げております都市開発事業特別会計から工業用水道事業会計までの8会計で,いずれも資金の不足額がないため数値が算出されないものでございます。また,括弧内の数値は経営健全化計画策定の判断基準となる経営健全化基準をあらわすもので,いずれの会計も基準を下回ったものでございます。 どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(蔵本久) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蔵本久) これをもちまして,報第25号を終了いたします。 ────────────────── △日程第7 議第94号 平成19年度福山市病院事業会計決算認定についてから日程第25 議第112号 市道路線の廃止についてまで ○議長(蔵本久) 次に,日程第7 議第94号平成19年度福山市病院事業会計決算認定についてから日程第25 議第112号市道路線の廃止についてまでの19件を一括議題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。 (羽田 皓市長登壇) ◎市長(羽田皓) 本日は,9月定例市議会を招集いたしましたところ,議員各位には御多用の中を御参集いただきまして,まことにありがとうございます。 開会に当たりまして,市政運営についての所信を申し上げ,議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 このたび私は,幅広い市民の皆様の御支持をいただき,引き続き4年間市政を担っていくこととなりました。都市間競争が激しくなる中,広島や岡山,さらに神戸や福岡まで視野を広げたとき,その中にあって本市が埋没することのないよう活力と魅力あふれるまちづくりを進めていかなければならないと考えております。そのため私は,今回の市長選を通じ市民の皆様方に,備後の中核都市のリーダーとしての役割と責任をしっかりと果たしていくことを訴えてまいりました。住んでみたい,住んでよかったと思える魅力あるまちづくりのためには,何よりも市民とともに歩む市政の推進が大切であります。このため,法令遵守,情報公開,説明責任を基本に,市民と行政がよきパートナーとして市民満足度の高いまちづくりを進めてまいる考えであります。また私は,持続的発展は最大の行政サービスであると考えております。このため,本市の歩むべき道をしっかりと見きわめ,今後4年間で揺らぐことのない礎を市民の皆様とともに築き上げてまいる決意であります。 「チャレンジふくやま 新たなる創造と飛躍」をキャッチフレーズに,市制施行100周年の新たなまちづくりに向け,引き続き,教育,環境,協働など市政運営の7つのキーワードのもと,50万都市にふさわしい都市基盤整備に着実に取り組んでまいります。さらに,地方分権が進む中,地方自治の確立を目指した市民参加型行政の推進や福山発地方主権を実現する福山モデルとなるような先進的な政策を打ち出すことにより,本市のブランド力の向上などに積極的に取り組みます。そして,確かなる未来へ向かって進化する福山を築き上げ,将来都市像であるにぎわいしあわせあふれる躍動都市ばらのまち福山の実現に向けて邁進してまいります。 以上の基本姿勢に基づき私が今後取り組んでまいります重点政策について申し上げます。 まず第1は教育であります。 教育は,豊かな経済社会や安心・安全な生活を実現するための土台となるものであり,福山の将来の発展のための礎であります。今後本市がさらに躍進していくためには,あすを担う子どもたちの確かな学力や豊かな心,健康・体力づくりなど,生きる力をはぐくむことが特に重要であると考えております。このため,小学校1年生から中学校1年生までの各学年へ,35人を基本に本市の実態に即した少人数学級の段階的な導入を図ってまいります。また,発達障害のある児童生徒への特別支援教育の推進や不登校対策の充実など,子ども一人一人に向き合ったきめ細やかな指導ができるよう努めてまいります。 さらに,次代を担う青少年のまちづくりへの参加を促進するため,市政等に対する意見を提案する場の提供や文化芸術,スポーツやボランティアなど,さまざまな分野に関心のある青少年の活動の支援を行う青少年活動推進事業を創設いたします。地域社会の発展に貢献できる人材を育成し,地域の総合力を高めるため,引き続き4年制大学の設置にも取り組みます。 歴史,文化を守り育てることは,福山らしい地域づくりを進めるために重要であります。そのため,各地域の個性ある文化や歴史資産の継承と活用,新たな福山文化の創造に向け,福山城外堀の遺構や二子塚古墳の保存,活用などに努めてまいります。また,すぐれた文化芸術に親しむ機会を充実するため,小中学生を対象とする美術館など社会教育施設の特別展の無料化や芸術文化ホールなどへの無料招待制度を創設することといたしております。 このほか,生涯にわたり心身の健康を増進し,生きがいを持って生活できるよう健やかな心と体を培うスポーツ活動の推進を図ります。 第2は環境であります。 地球環境問題の解決は,世界共通の喫緊の問題であります。ことしから京都議定書の第1約束期間が始まり,国内外で低炭素社会の実現へ向けて,地球温暖化防止の取り組みが進められております。本市におきましても,身近な活動を通じ環境意識の向上を図るため,マイバッグ持参運動として「エコでえ~ことキャンペーン」を継続して実施するなど,私たち一人一人が着実に実行できる取り組みを積み上げているところであります。 豊かな自然に恵まれたふるさと福山を次の世代へ引き継いでいくことは,私たちの務めであります。このため,循環型社会の構築に向けて,引き続き市民や事業者,行政との協働によるごみの発生抑制,再使用,再生利用,いわゆる3Rを推進するとともに,住宅用太陽光発電システムの設置に対する補助やふくやまエコファミリーの認定など,地球環境を守る事業を推進いたします。また,快適で衛生的な生活環境の確保やきれいな川や海を守るため,下水道施設の計画的,効率的な整備及び浄化槽の設置を促進してまいります。 今後とも,現在策定中の環境基本計画に基づき,環境の保全及び創造に関する施策を総合的,計画的に推進してまいります。 第3は協働であります。 これまでの実践を通して,私は,自立したまちづくりとは,市民一人一人がみずからのまちの未来をみずからで考えつくっていくことであり,そのことがより愛着のあるすばらしいまちにつながるものと考えております。また,まちづくりのために自分ができることは何かを考え,実行していただくことが協働のまちづくりにつながると考えており,市民参加の前提となる情報の積極的な公開や広報・広聴機能の充実に努めてまいります。協働のまちづくりの輪をさらに広げるため,市民の皆様が環境や福祉などボランティア活動市民貢献活動に参加した場合に,公共施設の優待利用などの特典がつく地域ポイント制度の創設に向けても取り組んでまいります。 本市には,市民と行政が手を携えて取り組んできたばらのまちづくりという全国に誇ることができる協働の原点があります。現在,新築記念や家庭,地域でのばら花壇づくりなどへのばら苗無料配布事業を行っているところであります。新たに企業などにも花壇整備に利用していただくよう御協力をお願いし,100万本のばらが咲き誇るまちを目指し,積極的に取り組んでまいります。今後行動計画を策定し,8年後の市制施行100周年には,ぜひとも100万本のばらのまち福山を達成してまいりたいと考えております。 そして,これまでの協働の成果を引き継ぎ,それぞれの地域がその特性を生かし競い合う中で,活力あるまちづくりを進めるとともに,市民と行政との連携をさらに発展させ,自立したまちづくりに取り組んでまいります。 第4は行革であります。 地方分権の進展に伴い事務や権限が拡大する中,本市が果たすべき役割と責任は今後ますます増大するものと考えております。厳しい行財政環境にありますが,経営的な視点で効率的,効果的な行政を推進するため,さらなる改革に取り組んでいかなければなりません。 また,多様化する市民ニーズの中で,支所を地域の拠点として,地域の課題は地域で解決できるようにしていく必要があります。そのため引き続き,第3次福山市行財政改革大綱集中改革プランに基づき,定員適正化計画の着実な実施や人材育成,既存の施策の見直しによる新たな施策の構築,さらには中長期的な視点に立った健全な財政運営など,より一層行財政改革を進めてまいります。そして,それらにより生み出された財源を,安心・安全や子育て支援など,市民サービスの向上につながる事業に弾力的に振りかえてまいりたいと考えております。 また,各種の行政手続が可能な限り1カ所または1回でできるよう,拠点支所を中心に窓口業務のワンストップサービスの推進を図るなど,質の高い市民サービスの提供と充実に努めます。 第5は活力であります。 都市間競争が激しくなる中で,住んでみたい,住んでよかったと思えるまちの実現へ向けて,本市が確実に歩みを進めていくためには,これまで以上にまちの魅力を高め,その活力を創造していくことが重要であります。そのため,多種多様な製造業やオンリーワン・ナンバーワン企業が集積しているという本市の強みを生かし,産学官連携や企業間連携を支援するなど,新産業の創出と産業の活性化を図ります。また,福山北産業団地の隣接区域に新たな産業団地を整備し,企業の進出を促進することにより,地域経済の活性化や雇用の創出に努めてまいります。さらに,都市の拠点性強化と交通渋滞の緩和を図るため,津之郷奈良津線山手橋かけかえや福山港洗谷線などの都市計画道路の整備を行うとともに,福山港などの港湾整備を促進し,物流拠点としての機能の強化を図ってまいります。 福山駅前広場整備事業につきましては,7月に市議会へ遺構の保存,活用を含む整備方針をお示ししたところであります。この方針は,駅前の交通結節点としての機能の確保と歴史,文化の調和がとれたものであると考えております。先般,文化財保護審議会から意見書が提出されましたが,今後,改めて市民を初め各界や専門家の御意見を伺いながら,実施設計に向けて取り組んでまいります。いずれにいたしましても,現在の整備方針を基本に,備後地域の中核都市の玄関口にふさわしい魅力あふれる駅前として整備してまいります。現在駅前広場は地下送迎場工事のため市民の皆様に大変な御不便をおかけいたしておりますが,こうした状況を一日も早く解消するため,早期完成に努めてまいる考えであります。 東桜町地区市街地再開発事業につきましては,建物の解体工事も完了し,いよいよ再開発ビルの建設に取りかかります。引き続き,伏見町地区とあわせ,市街地再開発事業に積極的な支援を行ってまいります。 また,本年1月に国の指定を受けましたオムニバスタウン構想を活用し,来年2月ごろには,中心市街地の回遊性の向上を図る中心部循環路線を導入してまいりたいと考えております。多くの方々に利用していただけるよう,地元商店街などと連携し,地域に愛されるバス運行を目指すとともに,ゾーンバスシステムの充実やICバスカード,低床バスの導入に対する補助などを行い,生活バス交通の利用促進に努めてまいります。 去る7月1日には,まなびの館ローズコムがオープンし,生涯学習の場として多くの市民の皆様に御利用いただいております。また現在,多様な都市機能がコンパクトに集積し,魅力とにぎわいがあり,歩いて楽しめる中心市街地を形成するため,中心市街地活性化基本計画を策定中であります。 今後とも,多くの方々が行き交うまちとなるよう,福山独自の魅力を備えた都市基盤整備にぜひとも取り組んでまいりたいと考えております。そして,特色ある地域資源を生かした福山らしさの創出と,まちの持つ魅力の積極的,継続的な情報発信により,全国的な知名度の向上とブランドづくりにつなげてまいります。 鞆地区道路港湾整備事業につきましては,6月に広島県が国に対し埋立免許の申請をされており,一日も早く認可されることを切望するものであります。この事業は,鞆に暮らす人たちが安心して住み続けられるとともに,鞆の再生と活性化に大きく寄与するものと考えております。また,引き続き,歴史的な町並みの保存を単市の補助事業として行うとともに,早期の重要伝統的建造物群保存地区の選定を目指し,取り組んでまいります。 農地の持つ多面的な機能により,環境や景観を保全するとともに,安心・安全な食の提供に向けて本市の自給率を高めていくためには,耕作放棄地の再生は重要な課題であり,若手農業者や定年退職者の就農の取り組みなどを進めます。加えて,地域特性を生かした農林水産業の振興や基盤整備に努めてまいります。 また,若年者,障害のある人などの就職支援を初め,子育てと仕事の両立や子育て後の再就職の支援,団塊世代の支援など,やりがいと夢のある就業環境づくりを進めてまいりたいと考えております。 第6は福祉であります。 これまで,子どもから高齢者まですべての人が住みなれた地域で生き生きと暮らせる環境づくりに取り組んできたところであります。引き続き,市民一人一人が個人として尊重され,将来に希望を持って心身ともに健康で安心して暮らせる地域社会の実現を目指し,取り組んでまいります。 活力あふれる豊かな高齢社会の実現に向け,地域包括支援センターを中心に地域包括ネットワークを構築し,認知症や虐待などに関する相談活動を充実するとともに,老人大学やシルバー人材センターなどの充実を図り,高齢者が積極的にまちづくりに参加できる仕組みづくりを行います。 また,障害があっても地域で安心して暮らせるまちづくりに向けて,引き続き,総合相談事業の充実,障害福祉サービス等の利用者負担の軽減に努めるとともに,就労支援や雇用の拡大などについても取り組み,障害のある人の自立と自己実現を支援してまいります。さらに,発達に課題のある児童に対する早期療育体制を構築するため,広島県東部地域への療育センターの整備が必要であると考えており,県や近隣自治体と協議を進めてまいります。このほか,市民すべてが生涯にわたり健康で元気に暮らせることを目指し,介護予防や生活習慣病予防,食育の推進に努めます。 国民皆保険の中核を担う国民健康保険制度につきましては,これまで議会でいろいろ御指摘をいただきました。こうした議論や高齢化の進展,所得格差の拡大等の社会状況を踏まえ,一層きめ細やかな配慮をした運用が必要であることから,資格証明書の交付に当たっては,低所得者層に配慮した交付基準となるよう見直しを行っているところであります。引き続き,資格証明書の発行はしないという考え方を基本に,きめ細やかな実態調査などを行う中で,被保険者の医療の確保を基本に負担の公平性にも配慮しながら,継続的な安定運営に取り組んでまいります。 第7は安心・安全であります。 私は,市民と行政との信頼というきずなは,安心により結ばれるものと考えております。そのため,引き続き,子どもから高齢者までのだれもが心から安心して安全で快適に暮らすことのできる地域社会の実現に向けて取り組んでまいる考えであります。市民が適切な医療を受けられるよう,地域の医療は地域で提供できる体制の整備に努めるとともに,市民病院につきましては,引き続き,高度先進医療の提供に努め,救命救急センターやがん診療連携拠点病院としての機能充実など,地域医療の質的な向上に取り組んでまいります。なお,産婦人科医師の確保は喫緊の課題であると受けとめており,引き続き,あらゆる手だてを講じ,早期確保に向けて取り組んでまいります。 災害に強いまちづくりに向け,これまで小中学校屋内運動場の耐震化に取り組んでまいりましたが,これに加えて校舎や,市庁舎,消防署など防災上重要な施設の計画的な耐震化の実施,民間住宅などの耐震診断の促進に努めてまいります。また,市街地を浸水から守るためのポンプ場の整備や消防・救急体制の充実に向けて芦品消防署の改築などに取り組みます。 依然として不審者情報が多数寄せられる状況にある中,引き続き,地域の皆様方の御協力を得ながら,子どもたちが安心して生活ができるよう,こども110番事業や地域安全マップ普及推進事業など,安全確保対策の充実に努めてまいります。また,消費者トラブルなどに総合的に対応する消費生活相談体制の充実を図り,消費者や生活者の視点に立った行政を進めてまいります。 なお,合併建設計画につきましては,これまでも財政状況を勘案する中で着実に実施してきたところであり,おおむね計画に沿った事業ができているものと考えております。引き続き,合併支援措置のある計画期間内での実施を基本に着実に取り組むとともに,それぞれの地域がともに発展するよう市域のバランスある整備を図ってまいる考えであります。 以上申し上げました7つのキーワードに基づく施策を重点政策として,これからの市政運営に当たってまいりたいと考えておりますので,議員各位を初め市民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。 次に,2007年度平成19年度普通会計の決算見込みについてであります。財政運営の主要な指標である経常収支比率は,歳入で三位一体の改革の税源移譲による税収の増加はあったものの,それに伴う所得譲与税の廃止や地方特例交付金の大幅な減少と,歳出における扶助費や公債費の増加などから88.5%となりました。また,2007年度平成19年度決算から地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき財政状況を判断するために設けられた新たな指標につきましては,実質公債費比率が9.2%,将来負担すべき実質的負債の標準財政規模に対する割合を示す将来負担比率は81.7%となりました。実質赤字比率資金不足比率など他の指標につきましても,いずれも実質収支などが黒字の見込みとなることから数値は算出されず,すべての指標が基準を下回る結果となっており,本市の財政状況はおおむね健全な状況にあると考えております。今後,市税の増加が見込めない中,社会保障費などは高水準で推移することが予測され,財政環境は厳しさを増すものと考えております。引き続き,行財政改革を推進し,新たな財政指標にも意を払いながら,健全で安定した財政運営に努めてまいります。 次に,今回提出いたしております2007年度平成19年度の企業会計の決算につきまして,その大要を御説明申し上げます。 まず,病院事業会計についてであります。市民病院では,がん相談支援センターの開設やセカンドオピニオン外来,7対1の看護体制の実施など医療体制の充実に努めました。収支状況は,医療体制整備のための管理運営費の増加などもありましたが,入院延べ患者数や手術件数の増などにより一定の収益が確保できたため,純損失の額は1億9576万円と,当初予算時の見込みと比べ大幅に圧縮することができました。今後より一層,経営の効率化や健全化に努めるとともに,真に必要とされる地域の中核病院として,高度で良質な医療の提供に取り組んでまいります。 水道事業会計では,水道水質検査優良試験所規範水道GLPの認定を取得するなど,安全で良質な水道水の確保に努める中で,4億4633万7000円の純利益を計上することができました。また,水道事業を一層充実していくため,市民,事業者を対象にアンケート調査を実施したところであり,アンケート結果を踏まえ,安全で良質な水の供給を初め,利用者サービスの向上や災害に強い水道づくりなどにより一層取り組んでまいります。 工業用水道事業会計では,当年度純利益として2億2396万4000円を計上いたしており,引き続き,産業基盤としての企業活動を支える役割を担ってまいる考えであります。 水道事業,工業用水道事業とも,中長期的な視点に立った健全な事業運営に努めてまいります。 次に,補正予算について御説明を申し上げます。このたびは,一般会計を初め3会計の補正をお願いいたしております。 まず,一般会計の補正につきましては,公共事業等の追加に伴うもの,篤志家からの寄附や制度上補正を必要とするものなどについて措置をいたしております。 公共事業につきましては,国庫補助事業にかかわって,補助内示の増に伴い,手城三吉線ほか1路線の歩道整備や汚泥再生処理施設建設のための環境影響調査などを前倒しして実施することといたしております。県営事業負担金では,福山港の港湾改良事業や街路事業などについて所要額を措置いたしております。また,市立4年制大学の設置につきましては,県等関係機関との協議も調い,福山港内港地区へ建設することとし,基本設計や実施設計,地質調査を翌年度にかけて取り組むことといたしております。7月の大雨による被害につきましては,速やかに対応するとともに,安心・安全な市民生活を守るため,道路や水路などの維持補修を進めてまいります。 篤志家からの御寄附につきましては,中央図書館の蔵書を充実するなど,それぞれ御寄附の趣旨に沿ったものといたしております。 制度上補正を必要とするものといたしましては,福山北産業団地などへ立地した企業への設備助成を行うとともに,障害福祉サービス事業所や東明王台自治会ほか6カ所への地域集会所の整備に対する補助を行ってまいります。 このほか,小中学校校舎の計画的な耐震化に向けて補強設計に取り組むとともに,深刻化しているイノシシによる農作物の被害を防ぐため,イノシシの駆除強化に伴う経費などについても計上いたしております。 特別会計では,下水道事業会計において,国庫補助事業の対象が拡大されたことに伴い,必要な措置を行うことといたしております。介護保険会計においては,前年度の支払基金交付金の確定に伴う返還金について必要な措置を講じております。 以上の結果,今回の補正予算額は,一般会計で13億2928万8000円の追加となり,全会計の補正予算額は,13億6040万1000円の追加となりました。 決算及び予算以外の議案といたしましては,条例案として公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正についてなど7件,その他の議案として損害賠償の額を定めることについてなど6件を提出いたしております。 以上,今回提出いたしました議案の概要について申し上げました。 このたび市民の皆様の負託を受け,2期目の任期が始まりました。私は,生まれ育った福山に誇りを持っております。このすばらしいふるさと福山を,全国の人々に堂々と胸を張って誇ることができるまちへと発展させ,次の世代に引き継いでいくことが私に課せられた責務であり,また使命であると考えております。この4年間,個性豊かな自立したまちづくり,住んでみたい,住んでよかったと思えるまちづくりに,市民の皆様とともに全力でチャレンジしてまいる決意であります。議員各位を初め市民の皆様の御理解と御支援を心よりお願い申し上げます。 提出いたしております議案につきましては,慎重なる御審議の上,御可決いただきますようお願いを申し上げ,提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(蔵本久) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議第94号平成19年度福山市病院事業会計決算認定についてから議第112号市道路線の廃止についてまでの19件に対する質疑は,後日に譲りたいと思います。御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蔵本久) 御異議なしと認めます。したがって,議第94号議案から議第112号議案までの19件に対する質疑は,後日に譲ることに決定いたしました。 ────────────────── △日程第26 発第7号 広島県教育委員会教育事務所の再編に関する決議案について ○議長(蔵本久) 次に,日程第26 発第7号広島県教育委員会教育事務所の再編に関する決議案についてを議題といたします。 ……………………………………………… (参考) 発第7号    広島県教育委員会教育事務所の再編に関する決議案について  上記の議案を別紙のとおり,会議規則第13条第2項の規定により提出します。  2008年(平成20年)9月12日  福山市議会議長 蔵本  久様    提出者      福山市議会議員 早川 佳行    賛成者      福山市議会議員 徳山 威雄         〃    黒瀬 隆志         〃    川崎 卓志         〃    須藤  猛         〃    村井 明美  (別紙)    広島県教育委員会教育事務所の再編に関する決議(案)  来年度からの広島県の地域事務所の再編計画が確定し,現在,広島県教育委員会教育事務所の再編が検討されています。  新しい教育事務所の所管区域は,地域事務所と同一とされながら,その福山市教育委員会を所管する東部教育事務所の本所の位置が,福山市ではない案が示されていると聞いています。  位置については,現在地を基本とし,各市町の利便性を考慮する。また,政令市,中核市には,一定の権限が移譲されていることを考慮するとされていますが,次の理由から再考をお願いし,福山市に教育事務所の本所を置いていただくよう要望します。 1.知事部局の地域事務所の本所の位置は,行政客体が集積している各地域の中心都市へ機能配置することとされており,教育事務所の本所の位置についても,同様の考えで行政客体である児童生徒数や学校数が最も多い福山市が適当である。 2.中核市へ権限の移譲がされているのは,県費負担教職員の研修についてだけである。教育事務所の役割は,市町教育委員会・学校への指導・助言と人事管理業務とされており,県費負担教職員の人事権等の移譲がなされていない状況では,福山市に教育事務所の本所が置かれるのが,業務の効率性からも適当である。  上記のとおり決議する。  2008年(平成20年)9月12日        福 山 市 議 会 ……………………………………………… ○議長(蔵本久) 提出者の説明を求めます。31番早川佳行議員。 (31番早川佳行議員登壇) ◆31番(早川佳行) ただいま御上程になりました発第7号広島県教育委員会教育事務所の再編に関する決議案につきまして,提出者を代表して,提案理由の説明をいたします。 広島県教育委員会教育事務所の再編に関する決議案。 来年度からの広島県の地域事務所の再編計画が確定し,現在,広島県教育委員会教育事務所の再編が検討されています。 新しい教育事務所の所管区域は,地域事務所と同一とされながら,その福山市教育委員会を所管する東部教育事務所の本所の位置が,福山市ではない案が示されていると聞いています。 位置については,現在地を基本とし,各市町の利便性を考慮する。また,政令市,中核市には,一定の権限が移譲されていることを考慮するとされていますが,次の理由から再考をお願いし,福山市に教育事務所の本所を置いていただくよう要望します。 1.知事部局の地域事務所の本所の位置は,行政客体が集積している各地域の中心都市へ機能配置することとされており,教育事務所の本所の位置についても,同様の考えで行政客体である児童生徒数や学校数が最も多い福山市が適当である。 2.中核市へ権限の移譲がされているのは,県費負担教職員の研修についてだけである。教育事務所の役割は,市町教育委員会・学校への指導・助言と人事管理業務とされており,県費負担教職員の人事権等の移譲がなされていない状況では,福山市に教育事務所の本所が置かれるのが,業務の効率性からも適当である。 上記のとおり決議する。 2008年平成20年9月12日,福山市議会。 何とぞ全会一致で御可決くださいますようお願い申し上げまして,提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(蔵本久) お諮りいたします。 ただいま議題となっております発第7号議案については,自後の議事手続を省略し,これより採決いたしたいと思います。御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蔵本久) 御異議なしと認めます。したがって,本案は自後の議事手続を省略し,これより採決することに決定いたしました。 これより採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(蔵本久) 起立全員であります。したがって,本案は原案のとおり可決されました。 ────────────────── ○議長(蔵本久) お諮りいたします。 議事の都合により,9月16日及び9月17日は休会いたしたいと思います。御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蔵本久) 御異議なしと認めます。したがって,議事の都合により,9月16日及び9月17日は休会することに決定いたしました。 ────────────────── ○議長(蔵本久) 次の本会議は,9月18日午前10時から開きます。 ────────────────── ○議長(蔵本久) 本日は,これをもちまして散会いたします。         午前10時59分散会 ────────────────── 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 福山市議会議長 福山市議会議員 福山市議会議員...